研究計画書−研究計画書とは

筆記試験の次に重要な「合格のカギ」
 一読すると受験者の研究能力が分かる「研究計画書」。特に研究者養成系の大学院では重視されます。筆記試験の次に重要な「合格のカギ」といっても過言ではありません。 研究計画書の準備にあたっては、まず志望先の募集要項を確認しましょう。あらかじめ書くべき項目や書き方を指定してくる学校もありますので、学校側の指示に従った書面を準備してください。いっぽう、全く指示のない学校、文字数や用紙サイズのみが指定され、内容は自由という学校もあります。こういう場合には、書き方や項目の立て方そのものが評価の対象になるのです。
 対策としては、まず学びたい分野の学術論文に目をとおし、形式や構成を参考にするとよいでしょう。「なるほど、この分野で研究を進めるためにはこういう項目を明示しなければならないんだ」とのイメージが湧けばOKです。先輩受験生が作った研究計画書を読んでみるのもよいでしょう。

研究計画書作成の手順
 形式や構成のイメージができたら、次に行うべきはテーマの設定と絞込みです。おおまかに「こういうことを書きたい」と決まったら、関連する専門書や学術論文に目をとおしてください。そのテーマについて、何がどこまで明らかになっているかを把握することで、学問的に意味のある研究テーマを練り上げることができるはずです。
 テーマが絞り込めたら、続けて問題設定や仮説、研究方法等を示し、最後に参考文献を掲げます。細かい項目立ては学問分野によって違うためここでは深入りはできません。共通の注意事項としては、参考文献の選び方があります。どのような専門書、学術論文を選んでいるかをみると、受験生の見識の深浅が分かってしまうのです。不安のある方は、学びたい学問分野の先生や先輩に「何を読んだらいいですか」と助言を求めるとよいでしょう。


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