志望理由書−志望理由とは

高度な専門知識がなくても書ける。でも油断は禁物
 志望理由書とは、「なぜ大学院に進学したいのか」、「どういう経緯・理由でこの分野を学びたいのか」を、学校側に伝えるための書面です。特に指定されない限り決まったフォーマットはありませんし、内容も自由です。基本的には自分の中にある材料を使って書ける書面といえるでしょう。
 しかし、「意欲さえ伝わればいい」などと安易に考えるのは禁物です。読み手はこの書面から、志望者のやる気の強さ、文章力や論理性、現実を吟味する力、可能性などを読み取ろうとします。書類の書き方にはその人の個性や能力がはっきりと現れるものです。志望理由書のように、まとまった分量の文章を示す場合には特に注意が必要となります。提出書類も一種の「筆記試験」と考え、満足のいくものを用意しましょう。

よい志望理由書とは
 できのよい志望理由書には、その人が大学院に進学したい理由や、専門分野を学びたい理由が、「分かりやすく」、「根拠に基づいて」、「論理的に」書かれています。この3点のうち、どれか一つでも欠けると物足りない志望理由書になってしまうことでしょう。このほか、志望理由書では大学院修了後の進路について言及する場合もありますが、単なる夢や希望ではなく、現状を調べてから実現可能な将来設計を示しましょう。
 志望理由書のように「気持ち」や「考え」を説明する書面は、気をつけないと内容が主観的になってしまいます。書き上げた志望理由書は提出前に第三者に見せ、コメントをもらって推敲すると完成度が上がります。


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