試験内容と評価のポイント

入試の内容も多様化傾向
 一般に、大学院入試には書類の提出、筆記試験、面接試験という3つの関門があります。しかし、近年は入試の内容も多様化しており、このような枠に収まりきらない試験も増えてきました。そこで大事なのは、志望先ごとに募集要項を確認し、試験内容を把握することです。ここでは最もオーソドックスな入試内容を想定し、評価のポイントを説明します。

書類審査のポイント
 大学院に提出する書類は学校によってさまざまです。評価のポイントは志望先の性質によって異なります。研究者養成系の大学院ではやはり研究計画書が重視され、卒業論文の完成度も問題にされることがあります。MBAでは履歴書や志望理由書が重視されるはずです。法科大学院では、適性試験のスコアと成績証明書の内容が数値化され、客観的な評価の対象になる場合が多いようです。

筆記試験のポイント
 筆記試験は、科目ごとに得点のばらつきがあると、結果の明暗を分けることがあります。たとえば、一部の学校では外国語の得点が「足切り」に利用されます。外国語に限らず、基準点に満たない科目があると不合格にされることもあります。このあたりは、募集要項等に明示されていることもあれば、表立っては分からないこともあります。極端に苦手な科目をつくらないようにしましょう。

面接試験のポイント
 面接試験は、提出書類、筆記試験の補完的な位置づけになることが多いようです。特に研究系の大学院では、「面接重視」という例をあまり聞きません。ただし、高度専門職業人を養成する大学院、特にMBAや法科大学院では、受験者の知識やセンス、能力全般を測るために面接を重視する学校があります。この点については受験情報を調べれば分かりますので、事前に確認しておきましょう。


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