夜間大学院

社会人に開かれた大学院の代表格
 夜間大学院は、平日の夜間と週末(主に土曜日)を中心に開講されます。加えて、夏休み期間などに集中講義が設けられる例もあります。夜間大学院が開設されたことで大学院の門戸は大きく開かれ、社会人も格段に大学院教育を受けやすくなりました。 夜間大学院の数は年々増加しています。専攻できる内容は、経営学や教育学など、実社会と関連の深い分野が中心ですが、近年はもう少し教養的な分野にも広がりつつあります。

多様な入学動機と修了後の進路
 夜間大学院への入学動機はさまざまです。職業生活で身につけた知識をブラッシュアップしたい、仕事の能力を向上させたい、実務から得た問題意識を研究してみたいという堅実な動機もあれば、純粋に教養を身につけるため、という人もいます。起業や転職のきっかけにしたいと望む声も聞かれます。いわゆる「異業種交流」の場となることも多く、「人付き合いが楽しい」、「人脈ができる」というのも夜間大学院のメリットといえるでしょう。修了後の進路もバラエティに富んでおり、元の職場で働き続ける人、転職や起業に挑戦する人、博士課程に進んで研究者を目指す人などがいます。

大学院生活はばら色ではない
 夜間大学院のよい面を中心にお話してきましたが、もちろんいいことばかりではありません。「大学院」である以上、学業面では高い水準を要求されます。人によっては仕事や家庭との両立に苦しみ、ハードな生活を強いられることになるでしょう。また、普通は大学院に進路指導は望めません。学んだことを生かせるかどうかは、個人の力にかかっているのです。


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